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Les échanges

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“交流”

ついにやりました。
日本の小学校とモロッコの小学校を
インターネットでつないだ授業。

これを実現できたのも、
沢山の人の協力のおかげです。

交流をしたのはモロッコの時間
12月15日朝8時20分~9時00分。
それまでに、モロッコの先生ははりきって
モロッコの紹介を沢山考えてくれました。
そして、発表する生徒も練習してくれていました。
それを見て私は・・・。
おそらく時間がたりなくなるだろうけど・・・
そんなことを言いだせず、本番を迎えました。

当日、思った通り時間が足りず、、、
自分の指示不足と、終わった時は
かなり落ち込みました。
しかし、モロッコの小学校を日本とつないだ第1歩、
さらに、運よく、イギリス、台湾、ベトナム、との
交流の様子も見学できたことは、大きな一歩!!そう自分に言い聞かすも、自分で納得できず・・・。

“負け試合”の後の、必死の練習みたいな感じで自分のできることを考えました。

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交流授業に参加してくださった5年と6年の先生に、
“交流授業に協力してくれてありがとうございました。
 日本のことを紹介したいから、これを教室に貼ってもらえますか?”

そんな風に、必死で作った掲示物を持って行くと、喜んで貼ってくれました。
さらに、お願いしようかどうか迷って言えなかった、
“これを使って授業してくれますか?”
という言葉の必要もなく、私が教室へ行くとすでに授業が始まっていました。

徹夜で作った掲示物、モロッコに来て初めて日本並みに働いた感じの達成感。
先生が嬉しそうに紹介してくれた姿が、本当に嬉しかったです。

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子供たちは、初めて生で体験する異文化交流を、本当にキラキラした目で楽しんでいました。
自分が知っている日本のことを言ったり、
自分が気になることをアラビア語で先生に言って、“ね、それフランス語で聴いて!”
なんて言って、和気あいあいとした楽しい時間でした。
さらに、“日本の歌を歌って!!”と、私の苦手な事を言ってきました。
モロッコの子供たちは、みんなの前で一人で歌うことを、恥ずかしく思わない子が多いです。
“私がモロッコの国歌を歌うから、その後に日本の国歌を歌って!!”
と言って、女の子が二人出てきて歌ってくれました。
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二人が歌い出すと、クラスのみんなも合わせて歌い出し、“ブラボー!”の一言です。
その後、私には逃げる余地がありません。
・・・
“日本の歌で一緒に遊ぼうか・・・”
と、短く簡単な歌で・・・。

“幸せなら手をたたこ! 幸せなら手をたたこ!
 幸せなら態度で示そうよ、ほらみんなで手をたたこ!!”

と歌いながら、自然にみんなの手拍子が合い、何とか逃げ技成功。


と、こんな風に、今週は敗戦からの盛り返しで、精神的に疲れた1週間でした。
久々の徹夜で風邪気味・・・。
金曜の夕方6時から、めまいがするので夕食も食べず寝てみると、
起きたら、土曜日の朝7時半・・・。


浮き沈みのある毎日が、満足感を持って終えられた土曜の夜。
穏やかに眠られるような気がします。

今回の交流を実現させてくださった、日本の先生方、
モロッコのムアヒディン小学校の皆さん、
日本紹介の掲示物を作るのに協力してくださった、日本の姉とママ友の皆さん、
ありがとうございました。
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by coffeeshopdabada | 2011-12-18 06:20 | 活動

La randonnée

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“遠足”

モロッコでの毎日の生活は、“遠足”のようだ・・・なんて、最近感じます。
落ち着いて振り返ると、毎日何かが起きる・・・。

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水曜日の夕方、ドッジボール大会を終えると

“ハリラを飲んで帰りなさい!!”

という、嬉しいお誘いをいただきました。
この日のお昼ごはんもご馳走になっていたのに、遠慮無くご馳走になりました。
そして、ハリラを飲み終えると、

“ヘナをして帰りなさい!!”

という、これまた嬉しいお誘いをいただきました。
モロッコの女性は、お祝い事のときに“ヘナ”という植物の葉を乾燥させて砕いたパウダーを使ってタトゥーをします。
この日は、イスラム暦の新年を迎えて10日目ということで、
この家の女性が“ヘナ”をたってもらうために、
“ヘナ”の上手な女性に家へ来てもらっていました。
そこで、私もやってもらったということです。
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注射器から泥のようなものを押し出し、
上手に模様を描いていきます。
その後数時間置くのですが、
手を使った作業がその間
全くできないのが辛く、
2時間で洗い流してしまいました。
もっと時間をおけば、
もっと濃く染まったはずですが、
耐えられませんでした。
ということで、少し薄くなりましたが
初めての“ヘナ”の体験です。



そんな水曜日を終え、次は金曜日の事。
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17時30分に体育を終え
バス停へ行きました。
覚悟はしていたものの、
この日の雰囲気はいつもと違う。
バスが動いていないのです・・・。
何かがあったのでしょうが、
待つしかない。
待つこと1時間半。
ようやくバスが来ても、
私のような“戦う気のない者”
には乗車できるはずがありません。
そしてさらに30分待ち、帰宅しました。

この日は、夕方、大学生が大学行きのバスを増やすことを要求するデモを、道を封鎖してやっていたそうです。
学生は、前払いで定期券を買っているのにバスがない・・・。そりゃデモも必要ですね。

そして、日曜日。
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活動先の1つの小学校の女性の先生方と、ウォーキングのお約束をしました。
女性の先生方は私に、

“私たちの授業はいつ~??”

と、冗談っぽく言っていました。そして、先週私があることを提案しました。

“アガディールの海沿いの山に歩いて登る事が、私の小さな夢なんだけど・・・”

と言うと、

“次の日曜に登ろうか!!”

ということになり、でも、初回から坂道を数時間歩くのはしんどいから、初回は海岸をのんびり歩くことになりました。
アガディールの広~いビーチの、ほぼ端から端までを一往復して終了となりました。
往路1時間、カフェで1時間、帰路45分というコースで、
普段の日曜は家にこもって勉強していた私には、ポカポカ陽気のとっても気持ちのいい日曜でした。
次の日曜は、写真に写っている山に登ります。一体何時間かかるのかな??
天気がいいといいなぁ~。



ただ、、、、
“家に帰るまでが遠足ですよ・・・”
この後の帰り道、先生方と別れてバスに乗りました。
すると、あるバス停にバスが止まって、乗客が降りる頃に事件は起きました。
40歳くらいのおじさんが、私のリュックの上に自分のリュックをかぶせて、その下で何かごそごそしているじゃありませんか。
よくあるスリの手法を使って、私のリュックのポッケを物色中。
ということで、私は小さな声でこのおじさんの目を見ながら

“tu es voleur(あんた泥棒)”

と言いながら、肘でおっさんの腹に軽く攻撃しました。
その後すぐにバスがバス停に到着し、おっさんはシラ~っとしてバスを降りて行きました。
降りて行ったあと、お隣のモロッコ人に、

“あの人泥棒やったで。ほら!チャック開いてるやろ~。何にもとられてないけど、あの人泥棒やわ”

と言って、少し自分の気持ちを落ち着けました。

ポッケの中には、この日先生からもらった美味しいチョコレートが入っていただけ。
貴重品は、リュックの奥の方に入っています。
普段から続けていることですが、面倒ですが続けていこうと思います。

普段の何気ない毎日が、普通じゃない毎日。
毎日が“遠足”。
そんな風に思えるよう、心に余裕を持ちたいと思います。
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by coffeeshopdabada | 2011-12-12 16:55 | 活動

Le petit championnat

“ミニ選手権”

ドッジボールのルールを子供たちに仕込む毎日の活動で、彼らもようやくルールをマスターしてきた。最近気づいたことだが、子供たちが理解できないのは、単に私の言葉の問題ではないような気がする。クラス単位で遊ぶことを、あまり経験して無いのではないだろうか。そして、ボールを手で投げるなんて、さらに経験していない・・・。
やってみて見えたこと色々あるけど、必死でルールを教え込んだのは、

“ミニ選手権”

という名の、ドッジボール大会をしようと試みたからだ。
日本ではお馴染の、球技大会やスポーツ大会のこと。

普段、体育の授業に参加していない子供たちも、各学年ごとに担任の先生と一緒にドッジボール大会。

当日を迎えるまでに、担任の先生がどれだけ協力してくれるかわからないため、色々と小さな根回しをしてみました。

子供たちだけでも、できるだけルールを把握してもらいたい・・・。
そんな思いで、勝手に貼り付けました。
そして、先生たちには、教室でチーム分けをしてもらい、少し意識を向けてもらう・・・。
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掲示物をどれほど見るのかは分かりませんが、子供たちは意外に見る・・・
それは日本の職場で感じたこと。期待をこめて・・・。
先生にも見てほしかったけど、おそらく見てないだろうな・・・。
そんな手ごたえでした。

さて、月曜日に5年生。水曜日に6年生。
久々に、少しドキドキして当日を迎えましたが、月曜はカウンターパートの中学校体育の先生が全部をしきってくれ、子供たちも楽しそうに、負けて悔しそうに、先生は子供たちの満足そうな様子に飲み込まれ楽しさの感染。
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水曜日は、来るはずだった中学校体育の先生が車のパンクにより急に来れなくなりました。
来るつもりで気楽に構えていた私でしたが、担任の先生に必死で説明して何とか終えました。
パンクの知らせに気付いたのは、全てが終わって帰るころでした。
ということで、担任の先生に、ドッジボールの説明をしつつ、不十分なことが目に見てとれるので、普段の授業でドッジボールを仕込んだ子供にお願いして、先生に説明してもらいました。
“ミニ選手権”が、失敗で終わるのか?!
そんな不安がよぎりましたが、担任の先生と子供たちの協力のおかげで、何とか終了。
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全ての試合が終わり片づけて帰るころに、子供たちが先生に何やら交渉をしています。
“1ヶ月後か2ヶ月後に、第2回をやって~!!”
“授業中でもいいし日曜日でもいいから、2回目をやって~!!”

JICAボランティア・・・。
先生たち自身が、体育の授業をどうすれば実行するだろうか?
教育委員会で話し合っても、机上の空論。
小学校の先生と授業するはずが、結局私はひとりで授業をしています。
教育委員会が、本気じゃないよね。
ま、期待されていないってことでしょう。
ただ、子供たちと一緒に先生が楽しい時間を過ごして、第2回をやろかぁ~
なんて思って先生が動き出してくれれば嬉しいです。
子供たち、教室で担任の先生に、“ミニ選手権楽しかった!!”“またやろ~!!”って、一杯言うんやで~。言いすぎたら怒られるだろうけど、そうやって先生を動かしてくれ~!!
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by coffeeshopdabada | 2011-12-08 07:27 | 活動