2011年 05月 10日 ( 1 )

un saltimbanque

“大道芸人”

私の夢は“大道芸人になること”
以前、頻繁に口にしていたこと。
最近すっかり忘れていたこと。
でも、先月のとあることをきっかけに、また思い出しました。


d0158171_81905.jpg

2011年4月23日、モロッコ国内の日本語学習者が出場する“日本語スピーチコンテスト”に行きました。
この大会は、JICA日本語教師ボランティアの方や、JICA以外の日本語教師ボランティアの方が中心となって、運営されました。
その大会に参加したモロッコ人日本語学習者の皆さんは、日本語を習い始めて半年~3年程度で、日本語を上手に話していました。
気持ちのこもった抑揚のある語りかけは、彼ら自身の努力と、先生方の熱意が感じ取れる、とても素敵な時間でした。
会場に両国の国歌が流れ開会し、2011年3月11日に日本の東北地方を襲った巨大地震への黙祷から大会は始りました。
遠く離れたアフリカの地で、ここまで熱心に日本のことを学んでくれていることに感動しました。


d0158171_8194649.jpg

大会の中には、休憩時間にいくつかのアトラクションが準備されており、会場の皆さんに、日本の文化を伝えるとともに、楽しんでいただく時間が設定されていました。
その中の一つに、“けん玉”というものがありました。
“けん玉”を披露するのは、私です。
さてさて、日本人ならほとんどの人が知っている“けん玉”、どのように披露すれば会場のみなさんは楽しんでくださるのでしょうか・・・?
悩みました・・・。
“会場は、日本語が通じるモロッコ・・・、日本語で説明する??”
“会場には、日本語を習っていない方も沢山いる・・・フランス語で説明??”
“何の言葉を使っても、何だかしっくりこない・・・”
“音楽つける??”
“けん玉の緊張感が、ちょっと伝わらない??”
・・・・・
最終的に、
“言葉を一言も発せず、体でけん玉を伝える5分間”
にしてみました。

少し震える手で、昔身に付けた技を披露。
ちょっと遊びの要素も交え、会場の皆さんと無言でのも会話ができたように感じ、自己満足です。

ふと思い出したこと。
“私の夢は大道芸人になること”

日本語教師の方に依頼された今回のパフォーマンスは、私の夢を実現させてくれた素敵な機会だった。
モロッコに来て一つ、自分の夢が叶いました。
素敵な機会をありがとうございました。


d0158171_8203331.jpg

スピーチコンテストを終え数週間して、日本語学習者の教室に、“けん玉教室”を開きに行ってきました。
スピーチコンテストで、けん玉のデモンストレーションを見ている学生さんも多いため、けん玉に興味深々でした。
“けん玉は、地味で意外に難しくて、魅力を伝えるのが難しいのでは・・・?”
そんな風に思っていた、けん玉の得意な私は、この“けん玉教室”で、“けん玉”の魅力は伝わるものだ!!と再認識しました。
また機会を見つけて、一緒にできるといいなと思います。


“大道芸人”への道は険しいぞ~。
日々、少しずつでも密かに練習をしようかな・・・。
最近さぼっていたので、これを機会に・・・。
[PR]

by coffeeshopdabada | 2011-05-10 08:54 | 活動